横浜歌謡ショー圧死事故
1960(昭和35)年3月2日
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1960(昭和35)年3月2日17:45、横浜市中区の横浜公園体育館で行われたラジオ関東の「開局1周年ゴールデンショー」に集まった観客の入場に際して、将棋倒しが起こって100人ほどが巻き込まれ、女性や子供ばかり12人が圧死、14人が重軽傷を負う惨事となった。

この日の出演予定者は島倉千代子、青木光一、若山彰、林家三平とそうそうたるメンバーで、会場の定員3500人に対して主催者は6000枚もの無料招待券を出していて、出演メンバーの豪華さから欠席者が出なかったために事故直前の現場は相当な混乱状態だった。事故後も4000人が会場内に入り、入場できない2000人が「入れろ」と騒ぐなど滅茶滅茶であった。会場で招待券を受け取る係をしていた成城大のアルバイト学生20人によると、若者ら10数人が突然、「早く入れろ」と入口に押し寄せてあっという間に将棋倒しとなったという。倒されても呼吸のできるすきまが確保できたので自分は助かったなどというアルバイト学生の証言もあった。すでに10:00から、10代の少女らが島倉千代子や青木光一目当てに2000人近く会場前に押しかけてきており、予想外の人出になりそうな予兆は早くからあった。観客は女6割、男4割で大半が中学生や高校生、完全な主催者側のミスによる事故であった。


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